こんにちは!「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの高木です。
・学習塾売却のセカチャレ
・株式会社インフィニティライフ
セカチャレは、学習塾専門のM&Aサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却のサポートに携わってきました。
学習塾経営者様の方には「M&Aは大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えられている方も多くいらっしゃいます。
しかし、
・後継者がいない
・経営が思うようになっていない
・事業を売却して新規事業を立ち上げたい
という方にとっても、M&Aは1つの選択肢となります。M&Aをすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。
今回は、実際に最近譲渡が行われたケースをご紹介します。どのような学習塾が、どのようなフローで譲渡されていくのか。具体的なイメージをもっていただけるのではないでしょうか。
場所:神奈川県横浜市内
生徒数:100名程度
収支:+0万~+200万
売却金額:0円
前回、ご紹介した案件と同様、横浜市内の案件で、お問い合わせのタイミングもほぼ同じでした。セカチャレにお問い合わせいただいたときにはすでに撤退が決まっていて、賃貸借契約の解約手続きも行なっている状態でした。
複数教室展開している「お母様向けの英語指導+個別指導」の塾で、この教室を運営している教室長の方の退任に伴いの撤退でした。教室が広く、撤退費用が100万円程度かかる見込みがあり、生徒様も多くいる状態だったため、もし引き継いでくれる人がいて、撤退費がかからないのであれば、とお声がけをいただきました。
「お金が欲しいわけではないので」というオーナー様のお考えで、今回の譲渡にかかる費用は0円に設定、新しく事業を始めたりする若い方でも魅力に感じていただけるような設定となりました。
オープンに募集をしたところ、非常に多くの方がご興味を持たれました。20組以上の個人、法人の方からお声をいただき、情報交換をしました。
・生徒数が多く、売り上げが100万円を常時超えていること
・譲渡金が0円であること
・英語サービスを提供しており、時代のニーズにマッチしていること
上記のような理由から、このようにたくさんの声がかかったのではないか、と考えられます。
あまりに多くの方からご相談をいただいたので、以前から弊社でご検討をいただいていた方を優先的にご案内し、2名の方を教室長との面談に進めました。
今回はオーナー様が弊社に全てお任せをいただいていたので、オーナー様ご本人が面談に参加されるのではなく、実際の運営に関わっている教室長の方と、アドバイザーである私たちが面談に参加しました。
お二方とも非常に内容を気に入ってくださり、うち一方の方と基本合意を締結、DD(デューディリジェンス)に入りましたが、そこで運営面を見た候補者様が「このクオリティの人材を補填することが難しいかもしれない」と感じられ、一度破談となってしまいました。
その後、別の方と基本合意を締結し、DDを実施。その方々はもともと英語系のサービスを展開したいと考えており、人材には自信をもたれていたため、前出のような懸念なく、お話を進めていただくことができました。
教室長の方のご退任の時期が途中で決まったことにより、基本合意から譲渡契約までは約1週間強という非常にタイトなスケジュールであったにもかかわらず、買い手様、売り手様、運営者の方々の非常に強力なお力添えがあり、ご縁をまとめることができました。
現在は、3月の切り替えに向けて、準備を進めているところです。これからどのような教室になるのか、楽しみです。
学習塾を閉校しようとすれば、撤去費用など様々な費用が発生する他に、利用していただいている方が途方にくれてしまうことになってしまいます。「残した生徒や、保護者の反応が心配だ…。」と考え、学習塾の閉校に一歩踏み出すことができずに疲弊してしまっている学習塾の経営者様は多いのではないでしょうか。しかし、事業譲渡であれば売却金を得ることもでき、利用者も引き続きサービスを利用できる、とても良い選択肢だと考えています。
また、一般的なM&A仲介業者では、何百万という費用が必要ですが、インフィニティライフでは、売り手様完全無料でサポートを行なっております。少しでもご興味ある方は、お気軽にご相談ください。
学習塾経営や開業・廃業についての記事も投稿しております。
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