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【学習塾経営】効果的な集客方法はこれだ!チラシや口コミのポイントを押さえて生徒が増えない悩みを解決

2021年8月4日
学習塾経営

従来の塾はチラシや看板などオフラインのもので十分集客できていました。

ところが近年では多様化しているのが実情です。


以前は学校授業の延長みたいな一斉授業が主流でしたが、英語の必修化やプログラミングへの需要の高まりに対応する塾も出てきました

集客方法もIT技術の発展により多様化しています。


効果的に集客するにはインターネットの普及につれ、SNS利用者の増加により、HP、web広告展開など、オンラインでの集客に変遷を遂げています

ここでは、そんな現代の効果的な集客方法を明らかにしましょう。


集客のポイント

①口コミを狙って運営や授業を行う(生徒や保護者に広がる話題作り)

集客よりまず一番最初に決めなければならないこと、それはターゲットを絞ることです。

ターゲットが絞り切れていない集客は、それがどのような種類で行われたところで生徒を集めることはできません。


例えばブログで中学生全科目を教えるという趣旨の広告をしても、どのような講師がどの位のレベルの生徒をいくらで何時間で教え、どのくらいのレベルにすることを目的とする。授業時間は週何回何時間、とここまでを表にして見やすく、講師紹介の写真も入れて、しっかり集客対象を絞り切らなければ、反応はありません。

受験生だけ、補習だけ、など塾の性格もはっきり打ち出す必要があります。


口コミを早く形成したい場合は、あらかじめチラシを作っておいて、地域の集まりや掃除、ボランティアの時一緒にいて塾を開業したことをアピールし、雑談の中で教える内容や求める塾生の話をしながらさりげなくチラシを配布します。


あそこで会ったあの人たちね


と後で話題に上りますし、チラシにはブログ内容と同一の具体的内容・塾の現在地まで載っているので、ちょうど塾を探していた保護者がチラシに載せた説明会に複数で来るということも大いにあります。

その時に一斉授業の体験レッスンを最後に組み込めば、興味のない人は帰るでしょうが、決めかねている人には「最後の一押し」になって入塾することも多いです。


地域と触れ合うことで生徒や保護者に広がる話題作りが可能になります。

口コミは塾にとって最も高い集客方法ですので、大切にしましょう。


②チラシはキャッチコピーや第1印象で掴む(掴めないとすぐに捨てられる)

地域密着型の塾の場合、チラシや広告はやはり集客の王道と言われます。

一方行きたくなるような魅力的なキャッチコピーを載せないとそのまま捨てられる場合もあります。

チラシ配りのタイミングのコツとしては、中高生向けなら定期テスト前が効果的です。

夏休み、冬休み直前もいいタイミングです。


チラシの場合は作成と配布など、コストが必要になる点に注意が必要です。

デザインを勉強している人、日頃から掲示物を作ることに慣れている人が友人知人にいるなら頼めばいいでしょうが、素人臭いチラシは塾の品格を落としかねません。

こういうことはプロに任せてみるのもいいでしょう。


③キャンペーンはインパクト勝負

授業料全額返金システムや3カ月間月謝無料を取っている大手が毎日のような勢いで実施しているキャンペーンに対抗しようとしても厳しいです。

こちらはこちらで確実に入塾者が増えるようにインパクトのあるキャンペーンをしましょう。

小規模だから、個人塾だからできる、大手ではできない方法を思い切って取るべきです。


大手の多くは授業経験のない学生にそこの塾のノウハウを教えて指導をさせているので、どうしても経験値不足で揺らぎがありますが、教育力を付けた講師や塾長の授業は分かり方が違うので授業自体が集客力になります。

一度インパクトのあるキャンペーンで新規生徒を体験授業までもっていくことができれば、その授業の質に信頼をおいてもらえるでしょう。


日々できる集客

ブログやHPはできるだけ毎日のように更新

ブログやHPはできるだけ毎日のように更新しましょう。

授業中の取り組みが反映していかにも誠実で勢いある塾のように思えますし、コラムに塾での出来事等書くと生徒が他塾に行っている別の生徒に見せるなど、こうして集客の輪は広がります。


ブログにもチラシ同様の情報は表、色分けなどして効果的に読ませる工夫をしましょう。

後に述べるキャンペーンについての情報も分かりやすく載せておきましょう。


このように開業したばかりの塾でも、大手とも高い英才塾とも違う経営方法を取って大手が敢えてできないことをするチャンスはあるのです。

そこを利用して正面突破しましょう!


競合他社の研究

競合他社が行っている集客方法や授業システム、キャンペーン内容なども把握しておきましょう。


自塾の生徒に他塾の情報を聞いたり、他塾のチラシを資料として参考にしたり、他塾のブログやHPを確認したりなど日々できる小さな情報収集を続けることが大切です。


そうすれば、自然と自塾が地域でどう見られているのか、自塾がすべき集客方法は何なのかなどが見えてきます。

そういった地道な研究から他塾とは違うアピール方法を生み出していきましょう。


悪い集客例

安さだけのキャンペーン

チラシ

小規模塾が避けたほうがいいのが「安いだけのキャンペーン」です。

無料、授業料全額返納などのキャンペーンを、大手は広告とともに大規模に実施しています。


個人塾や小規模塾がディスカウントの授業をすると言っても、

それで質を落とすのではないか

その時だけ熱心な授業をするのではないか

と勘繰られることもあります。多くの塾が安さをアピールしたキャンペーンを打ち出す中、知名度の低い小規模塾が同じことをやろうとも顧客の注意をひくことはできません。


キャンペーンでどこでも安いのなら、当然のように知名度のある大手を選ぶでしょう。

キャンペーンで金額をウリにするのはオススメしません。


HPやブログの更新が雑

HP

デザインや表現にこだわっていて更新も行われているHPやブログであればよくわかりますし熱意も伝わりじっくり見たくなりますが、全く更新しない、あるいは表やグラフなどが雑、整然としていないHPやブログは逆効果。


いかにも流行っていないような感じや誠実に仕事をしていない感じを受けますので、むしろない方がいいくらいです。

今一度点検してみましょう。


集客や困った時のアドバイザー

学習塾経営コンサルへ相談

優秀なコンサルは集客・営業・教務・組織運営について非常に力になってくれます。

今も懸案の集客についても、独自の目線から豊富な経験と調査に基づき実践的なアドバイスをくれます。


よくある質問が、

集客だけでも塾コンサルタントとなってくれるのか?

というものですが、これが一番多い依頼であり、もちろん集客だけでも話に乗ってくれます。

塾が稼働するまで希望すればずっと見てくれるので不安であれば最後まで相談に乗ってもらうと良いでしょう。


学習塾の譲渡や買収も1つの手

shake hands

色々できることは全てやってみたけれど出費が増えるばかりだ、もう辞め時だと感じることもあるでしょう。

経営困難で廃業・閉業する塾は少なくありません。大手でも1年間で30社以上廃業しています。


そう決めたらまずM&A仲介業者に相談しましょう。

塾の設備一式を全く廃棄することなく、これから塾を開業したい人に譲渡(売却)するのです。


このようにして持っているお金を少しでも多く残して、また塾をしたいと思った時、転職する時に残しておきましょう。

買い手としてもゼロから始めることの難しさに戸惑っていますから、買う方売る方どちらもが大幅に資金を残すことができます。


居ぬき物件と呼ばれる教室設備を全て残した物件であれば理想的です。

通常、生徒も一緒に残りますので生徒の先行きを考える必要がありませんし、新しく開業する側も大変な集客の負担がかなり減るので、お互いにとって喜ばしい話です。


まとめ

学習塾、特に個人塾・小規模塾の集客方法や生徒が集まらない時どうするべきかについて論考しました。

集客は、地域や周辺の大手の情報を収集しながら相対的に考えていく必要があります。


今行っている、もしくはこれから行おうとしている集客方法は本当に適切なのかという視点でぜひ参考にしてみてください。

良い指導をしても何を試しても辞める生徒が止まらない場合は早めに違う方法を取りましょう。


開業を予定している人に譲渡して、次に新たな一歩を踏む出すことも検討してみてください。

☟授業料の値下げについてこちらで詳しい内容を記事にしております。☟

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