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【事業譲渡ケースその23】体調不良で早期撤退、スピード重視の学習塾譲渡

2022年10月27日
譲渡例(今までのケース)

こんにちは!「学習塾売却のセカチャレ」を運営する株式会社インフィニティライフの高木です。

・学習塾売却のセカチャレ https://smallm-a.com

・株式会社インフィニティライフ https://infinitylife.co.jp

セカチャレは、学習塾専門の株式、事業売却のサポートサービスとして、今まで100件以上の学習塾売却に携わってきました。

学習塾経営者様の方には「株式売却、事業売却は大規模な企業の話、自分には関係のないことだろう。」と考えている方も多くいらっしゃいます。

しかし、

・学習塾を閉校したいが、生徒や講師のことを考えるとやめられない

・体調面に不安があるが、引き継ぎ手がいない

・別の事業に集中したい

という方にとっても、株式売却・事業売却は1つの選択肢となります。売却をすることがどのようなことなのか、それにより得られるものは何なのか、当ブログでご紹介します。

今回は、実際に最近行われた学習塾の事業売却ケースをご紹介します。どのような学習塾が、どのようなフローで譲渡されていくのか。具体的なイメージをもっていただけるのではないでしょうか。

学習塾概要

場所   :埼玉県西部地区
生徒数  :20〜30名
年商   :1,250万円〜1,750万円
営業利益 :0円~+500万円
売却金額 :500,000

案件ページはこちら(No.64【好条件/黒字】埼玉県西部の個別指導塾

事業売却を決めたきっかけ

今回の売主様も、前回の記事同様に、以前弊社を通じて学習塾を買収してくださり、それ以降も継続的に関わりがあった方です。

※参考記事(【事業譲渡ケースその22】学習塾買収希望者のネットワークを使った、横浜市の中規模学習塾譲渡

これもまた同様に、学習塾経営の手腕に非常に長けており、運営している教室がどこも繁栄している方です。

今回の案件である教室も、もともと年商が1,000万円程度であったところから、わずか1年で1.5倍程度まで伸ばしており、これからさらに伸びていくのではないか、という中でのご相談でした。

なぜそんなうまくいっているのに事業譲渡をするのか?疑問に思うかもしれませんし、実際に私もそう思いました。

こちらの売主様は、最初はフランチャイズで学習塾をスタートし、そこから独立、長い間学習塾経営に全力を注いできた方です。今まで全力で経営・運営に取り組んできた結果、ここ最近急に体調を崩してしまい、通院や投薬で対処しているも、今後教室をずっと見ていくことが現実的に難しくなってしまい、その流れで弊社にご相談をいただいた流れになります。

売却してしまうのがもったいないくらい成長中で、これからという学習塾であったことから、とても残念と思うのと同時に、この流れを引き継いでくださる方がいればもっと良くなるのでは、という気持ちも沸き、なんとか買い手様を見つけることができれば、ということでこの学習塾案件はスタートをきりました。

買い手様探し

今回の学習塾の譲渡を決めた理由にもあるように、体調不良が原因であることや、引き継ぎにそこまで時間や労力を割くことができないことから、譲渡金額は相場価格より大幅に低く設定されることになりました。

売主様のご意向で、「50万円でもこの学習塾の譲渡を受けてくださる方がいれば」ということで、スピード重視で候補者様のお探しをスタートしました。

・売上規模に対して譲渡金額が低く設定されていること

・首都圏にあり、アクセスがしやすいこと

・生徒数もちょうどよく、引き継ぎに大きな負担がかからないこと

など、学習塾の譲渡案件として魅力的なポイントがいくつかあり、弊社の買い手様向けライングループ(→https://lin.ee/3XMxQu8)で案件をご紹介したところ、すぐに複数候補者の方から「詳細が聞きたい」とご連絡をいただき、早速3,4者の方とお話しを進めることができました。

まずはオンラインでのご面談で、売主様に色々ご質問をいただきながら疑問点の解決や、具体的な運営イメージをもっていただくなどの時間を作り、そこからさらに前向きにご検討いただける方と、現地にて内見・詳細面談と実施していきました。

みなさまとても前向き、かつ熱量のある方で、売主様も「どの方にすれば良いかわからない」「どうやって選ぶのが良いのだろう」と、嬉しい悩みを抱えていました。

交渉・基本合意・譲渡契約

そして、そうした悩みの中で、最終的に譲渡先として選ばれたのは、弊社でも以前株式譲渡を受けてくださった方でした。

この学習塾をご紹介してからすぐに「興味がある、中を見ないでも買収したい」と仰っていただいており、毎日のようにこの学習塾の動向を気にかけてくださっていて、それも売主様には共有をしていたので、その熱意や前向きさを汲んでくださったのえはないでしょうか。

この方と決めるとなってから、譲渡契約を締結するまでわずか1週間たらず。売主様からご依頼をいただいてから、1ヶ月に満たない中でのスピード譲渡をまとめることができました。

この学習塾の例からもわかるように、「譲渡金額」と「譲渡成功可能性」「譲渡スピード」などは、とてもバランスが重要になります。

・時間がかかっても良いので、自身が希望する譲渡価格以上で学習塾を売却をしたい

・ある程度金額は譲歩するから、スムーズに話を進めてくれる候補者が良い

・譲渡金額はなんでも良いから、とにかく早く売却したい

様々な要素がありますが、「何を重要視して譲渡を行うのか」を考えると、優先順位が自然と決まってくるかもしれません。

現在は譲渡に向けて引き継ぎを開始しており、2022年の1月から新体制でのスタートとなります。

ここまで順調に伸びてきたこの学習塾が、今後どのように成長していくのか、とても楽しみです。

今回の案件は、スピード重視といったこともあり、弊社でも受注してからすぐに候補者様への アプローチを開始しました。弊社ではインターネット上での募集も行なっていますが、最新案件をいちはやく、自社のグループラインにてご紹介しています。

学習塾の買収を考えている方向け、案件紹介公式LINE

https://lin.ee/3XMxQu8

本ケースのように売主様が体調不良で、学習塾を続けることが難しいというケースも、今まで多くお問い合わせをいただきました。また、その理由だけに関わらず、学習塾を閉校しようと考えると、撤退費用や生徒・保護者・講師への説明など、経営者にかかる金銭的、精神的な負担はとても大きいものになります。

しかし、学習塾を売却、譲渡するという選択肢は、そのような悩みを払拭でき、撤退費用は抑えることができ、講師、生徒たちの居場所も残すことができます。

また、以前の売主様のようにご自身でプラットフォームサイトを使っても、時間や手間をかけたにも関わらずお話がまとまらないということも少なくありません。

弊社は学習塾を買収したいという候補者様のネットワークもあり、上記プラットフォームは弊社で代理掲載などもできますので、まずは私たちに任せてみてはいかがでしょうか。

経営難や、EXITとして学習塾の売却、譲渡を考えられている方は、学習塾専門の売却、譲渡サービスのセカチャレに、お気軽にお問い合わせください。

廃業や譲渡についての記事も投稿しております。
是非ご参考ください!☟

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