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【事業譲渡ケースその3】赤字の大規模学習塾を無料で譲渡!ノーコストでの撤退

2021年9月28日
譲渡例(今までのケース)

「譲渡ケース」シリーズの第3段です。今回は、カルチャースクールも含めて生徒7~80名を擁していた大規模な学習塾の譲渡についてご紹介します。

 

(教室概要)

場所:神奈川県横浜市
生徒数:80名程度(カルチャースクールを除く)
収支:-300万〜-200万
売却金額:0円

 

 

(譲渡を決めたきっかけ)

この教室は、教室長を兼任していたオーナー様が開校、運営をしておりましたが、自宅から多少距離があり、自宅近くに良い物件が見つかったため、そちらに移転しようと考えていました。

 

しかし、こちらの教室は広さが100平米あり、たくさんの机や椅子、教材やその他什器が置いてあり、撤退するにもかなりの費用がかかる見込みがありました。

 

そこで、このままこの教室を使ってくださる方がいらっしゃれば、ということで、事業譲渡という選択肢をお考えになり、弊社にお問い合わせをいただきました。

 

 

(買い手様探し)

この物件は、家賃が40万近くし、個人で運営されている学習塾としてはかなりハードルが高い要素がありました。しかし、横浜市内、地下鉄駅徒歩1分という好立地であったことから、譲渡を受けることを検討・希望される方も多くいらっしゃいました

 

他の案件同様、まずは弊社で候補者の方々と面談をし、ご質問などをいただきながら情報提供を進め、熱量の高い方をオーナー様含めてのご面談に案内しました。この頃、オーナー様は

 

・本教室の運営
・本教室の譲渡準備
・新教室の開校準備

 

とマルチタスクに追われており、この部分を完全に任せることができたのはとてもよかった、と後日仰っていただきました。

 

ケース2でも記載したように、様々な方との面談に時間を割くのではなく、熱量が高く、ある程度譲渡を受けてくださる可能性の高い方と交渉ができる、という点でサービスをご利用いただくメリットがあります。

 

 

(交渉・基本合意・譲渡契約)

shake hands

最終的に内見に進んだ方はおおよそ5社(名)程度で、その中でも一番意欲の高い方と、交渉を進めることとなりました。

学童保育サービスを展開されている企業様で、広さや立地的にも、学童を展開するのに適している、とご判断されたとのことでした。

 

基本合意を締結、譲渡契約の内容を詰めた上で譲渡契約まで締結し、引き継ぎに関わる内容を詰めていきました。

 

 

(引き継ぎ)

譲渡契約の締結後、講師の先生がくるタイミングで新オーナー様も教室に足を運ばれ、継続していただくためにお声がけをされていました。

その影響もあり、今回は教室長の交代ということはありましたが、カルチャースクールの講師、学習塾サービスの講師ともに残っていただけるとのことで、家庭側から見たときの変化がそこまで多くなく、生徒もほとんどが残る運びとなりました。

 

教室の規模が大きくなればなるほど、撤退にかかるコストは大きくなります。一般的にM&A、事業譲渡は「売却益を得る」ことが目的で、うまくいっている事業だけが関係のあることではないか、と考える方が多くいらっしゃいますが、事業譲渡は撤退のコストをなくす方法の1つでもあり、特に今回のような大規模な教室を運営されていて、撤退を考えている方にもとても魅力的な方法であると言えます。

 

一方で、赤字事業であると引き継ぎ手が見つからないのでは…という懸念があるかと思いますが、そこは学習塾の事業譲渡のプロである我々にお任せください。引き継ぎ手をご紹介できますよう、尽力いたしますので、譲渡を考えられている方は是非ともお声がけください!

 

 

☟学習塾譲渡についてはこちらの記事もご参考ください☟

【学習塾経営】廃業にはコストがかかる?小規模塾を廃業するなら譲渡を検討しよう

 

 

【事業譲渡ケースその2】責任者がいなくなっても引き継ぎできる、教室長交代パターンの学習塾譲渡

 

【事業譲渡ケースその4】歴史ある学習塾を、事業譲渡でより勢いのある教室に!

 

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